自社の採用サイトをフル活用する<br/>インハウス・リクルーティング成功法則

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2020.06.25

自社の採用サイトをフル活用する
インハウス・リクルーティング成功法則

[スピーカー]
イシン株式会社 専務取締役 吉田 秀明

イシン吉田さん
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「採用はオンラインで勝負の時代」の時代に突入
自社の採用サイトをフル活用するインハウス・リクルーティング成功法則

いま、自社の採用サイトを通して人財を獲得する「インハウス・リクルーティング」の導入例が増えている。いわゆる「ナビ媒体」やエージェントなど、他社のインフラに頼りきる従来型の採用手法よりも、自社にマッチした人財を、低コストで獲得できるからだ。この新しい採用手法を推進しているイシン専務取締役の吉田氏に、人財採用を成功させるためのポイントについて聞いた。 ※本コラムはベンチャー通信81号に掲載された記事の転載です。

<プロフィール紹介>
イシン株式会社 専務取締役 吉田秀明(よしだ ひであき)
1981年、東京都生まれ。オーストラリアのDeakin Universityを卒業後の2006年、株式会社幕末(現:イシン株式会社)に入社。コンサルティング営業として活躍後、2013年1月より ISHIN SG Pte.Ltd.を立ち上げ、代表取締役としてシンガポールでの事業開発に従事。2017年に帰国し、現職に。2018年7月より、採用オウンドメディアの事業『HIKOMA』を開始。顧客企業の採用オウンドメディアをともに創造していく支援を展開している。


採用予算のしぼりこみで 人財の「量から質へ」の動き


-コロナ禍は、人財採用をめぐる環境に、どんな変化をもたらしますか。

採用のプロセスについていえば、対人接触のない、オンラインによる採用活動が当たり前になっていくでしょう。オンラインによる母集団形成や動機づけの優劣が、採用競合との勝負を決める決定的な要素になってきます。

採用市場では、採用予算をしぼりこむ企業が増えてきています。多額の予算を投じて人数を確保する「量あわせ」から、より優秀な人財を効率よく獲得する「質あわせ」への流れが出てき ているんです。

「いい人財を低コストで採用する」というのは、いつの時代でも変わらないテー マだと思いますが、昨今は超売り手市場だったので「他社に負けない予算を投じて、とにかく人数を確保しろ」と、なりがちでした。それがポスト・コロナ時代には、本来のあり方に回帰していくとも言えます。


-どんな採用手法がいいのでしょう。

私たちイシンが提案しているのは「インハウス・リクルーティング」です。他社インフラに頼ることなく、自社が運営する採用メディアを通して人財を獲得することが核心になります。

採用オウンドメディアであれば、情報の掲載費や採用できたときの成果報酬などの費用は発生せず、採用コストは非常に安い。

また、他社メディアへ広告を出す場合、伝えられる情報に限界がありますが、自社メディアならば、企業が本当に伝えたいことを伝えられる。その結果、より自社の理念や社風にマッチした人財が応募してくるので、これまで以上に質の高い人財が獲得できるのです。


求人検索エンジンの登場により 採用サイトが有望なチャネルに

-知名度の高い企業でなければ、求職者が自社メディアにアクセスしてくれないのではありませんか。

確かに、以前は社名で検索しないと自社の採用サイトにたどりついてもらえなかった。でも、いまは違います。「Indeed」や「Googleしごと検索」といった求人検索エンジンのおかげで、求職者がたとえば「コンサル営業 ベンチャー 東京」といったキーワードで検索をかけると、それに適合する求人情報が一覧表示される。だから、社名が知られていなくても、しっかりと求人情報が記載されている採用サイトをつくれば、求職者にたどりついてもらえるチャンスがある。

求職者は、自分が関心のある職種の求人のなかから、自分の希望や価値観によりマッチした会社を選ぼうとしま す。ですから、自社の採用サイトには理念や社風など自社のディープな情報を伝えるコンテンツを掲載するべきです。

「詳しい求人情報」と「企業のディープな情報を伝えるコンテンツ」の2つがそろっていれば、採用サイトはたんなる 「名刺代わり」から、ひとつの有望な採用チャネルとして機能する、「採用オウ ンドメディア」になるのです。

採用サイトの役割

-よくわかりました。しかし、そんなメディアを制作・運営できる社内リソースをもたない会社は多いと思います。

私たちイシンでは、採用オウンドメ ディアの立ち上げと運用を支援するサービスを提供しています。特にオープン時に掲載する代表インタビューなどのコンテンツ制作では、『ベンチャー通信』などのメディア制作で蓄積したノウ ハウを提供できる。

立ち上げ後も、時代の変化や自社の採用ニーズの変化、他社の成功事例などを取り入れ、スピード感をもって更新や広告運用などをお手伝いします。ポスト・コロナ時代に有効な、この新しい採用手法を、多額の採用予算を使える企業に独占させず、多くの企業に広めていきたいですね。


※実際の顧客事例はこちらからご覧ください